十三日間
普段だったら、じぃさんは眠りにつく時間になっても、まだじぃさんはすすり泣いていた。

時折、嗚咽も混じる。
よほど、昼間のことで参っているのだろう。

じぃさんに残された時間があと何日なのかは正確には知らないが、俺より先なのは確かだ。

その時の事を想像し、恐怖に怯えるのは一緒だが、俺より差し迫っている分、より身に染みているのだろう。

だが俺も、頭が興奮状態で、すぐに寝付ける気分にはなれなかった。

俺にとっては、あと六日後の自分の姿。

嫌でも、そんな考えが後から浮かんでくる。
納得して受け入れた事実ではあるが、やはり恐怖感はある。。

俺は、大きく息を吸い、深いため息をついた。
無駄に横になっていた身体を起こし、くうを見つめる。
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