十三日間
昨日は嬉しくて舞い上がって、興奮してた。

今日は、朝の夢から、精神的に参ってた。

明日は、どんな日になるんだろう。

今日見る夢に、僕はまたどれだけうなされるんだろう。

…階段の夢。
絞首台に向かう夢。

できれば、もう、見たくない。

そして、秀悟が関係する夢。
…僕は覚えていないけど、きっと秀悟もあの夢に出てきているはず。
そうじゃなきゃ、僕が秀悟に対してこんなに不安になるわけがない。
秀悟のこと、友達だって言い聞かせなきゃならないワケがない。

秀悟は、本当に大切な親友なんだから。

母さんや、兄さんにもこれ以上心配かけたくない。

どうか、どうか、どうか!

夢を見ることがありませんように…!!!!
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