十三日間
二日目 「僕」
「ぅわあぁああっ」

…今朝もだ…。

僕は自分の悲鳴で飛び起きた。
胸の動悸が激しい。

…何の夢を見てたんだろう?

必死に思い出そうとするものの、昨日と同様にやはり思い出せない。

…ううん、一つだけ、浮かぶ光景がある。


道?
…階段?


僕の前に続く道…
そして階段…

夢の中で、僕は階段を登った?
見てただけ?

そこは思い出せななかった。

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