十三日間
「……おまえの事だから、これからまた、告白のシチュエーションとかに悩みに走るだろうから、俺が決めてやる」
秀悟はきっぱりと言い切った。
「いいか、最初に告白すると、ダメだった時に一日中、間が持たない。わかるな?」
僕はこくこくと頷く。
今の僕は、頭の中身が飛び出るくらい、考えが詰まりすぎてるので、秀悟の言うことをとりあえず聞くしかない。
「だから、最後に告れ。ここまでは判ったな?」
こくこくこく。
「遊び終わったら、帰りに大木を家まで送るんだ。いいな?」
こくこくこくこく。
これは、一応僕も考えてた。
やっぱり男としては、家まで送るくらいはしなくちゃね。
「んで、その帰り道に告白するんだ」
「!!」
そ、それはなかなか……。
い、いいかもっっ!
僕のテンションは一気にあがっていった。
あああ、でもそうしたら、告白のセリフを考えなきゃいけないじゃん!
告白ったって、
「好きです、付き合ってください」
から
「君の瞳にフォーリンラブ!」
まで、いろんなバリエーションがあるんだから。
あ、いや、今の例えは例えも悪いな。
僕は、さらに頭をかかえる。
それを見て、秀悟もさらにため息をついた。
秀悟はきっぱりと言い切った。
「いいか、最初に告白すると、ダメだった時に一日中、間が持たない。わかるな?」
僕はこくこくと頷く。
今の僕は、頭の中身が飛び出るくらい、考えが詰まりすぎてるので、秀悟の言うことをとりあえず聞くしかない。
「だから、最後に告れ。ここまでは判ったな?」
こくこくこく。
「遊び終わったら、帰りに大木を家まで送るんだ。いいな?」
こくこくこくこく。
これは、一応僕も考えてた。
やっぱり男としては、家まで送るくらいはしなくちゃね。
「んで、その帰り道に告白するんだ」
「!!」
そ、それはなかなか……。
い、いいかもっっ!
僕のテンションは一気にあがっていった。
あああ、でもそうしたら、告白のセリフを考えなきゃいけないじゃん!
告白ったって、
「好きです、付き合ってください」
から
「君の瞳にフォーリンラブ!」
まで、いろんなバリエーションがあるんだから。
あ、いや、今の例えは例えも悪いな。
僕は、さらに頭をかかえる。
それを見て、秀悟もさらにため息をついた。