シンデレラルーム 702号室
だけど、やっぱり一筋縄ではいかないこのオトコ。



「悪いけど…俺、恋愛に興味ないから」



あっさりバッサリ切り捨てられてしまった。



「どうして?」



それでも負けじと食い付くあたしに、有坂くんは


「愛だの恋だの語るのが面倒くさいから」


と、本当に面倒くさそうに頬杖をつきながら言った。



「アンタも何で俺のことが好きなわけ?
今話したばっかりなのに」


「それは……!」



あの氷のように冷たい瞳で見られて、さすがのあたしも言葉が喉に張りついて出てこなかった。



一度目線を落として思考を廻らす。


どうしたらこの想いが本物だって伝わるだろう──…



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