COLOR



家に帰ると


父は再婚相手を連れてきていた




「あぁ、鈴夏おかえり」



「初めまして


柊 美緒 です」



軽くお辞儀をする




ん?ちょっと待って



柊って言った?



「柊って言った?」




つい言葉にしてしまった



「あぁ、今日籍をいれてきた」


・・・自分勝手な奴め



「よろしくね、鈴夏ちゃん」



私に笑顔を見せる



その笑顔は私の悲しみなんてわからないだろう






気づいたら

もう、染まっていた



私の心は






白と混ぜてもグレーにならない黒に





< 60 / 80 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop