俺はホモじゃねぇ
フクちゃん先輩
「寮生活はどう?過ごしやすい?」
こたチャン
「はい。人に恵まれているので。」
フクちゃん先輩
「そっか…何かあったら頼って!!親にも言われてるし、俺も気になるから。」
こたチャン
「ありがとうございます。」
そう言うと、フクちゃん先輩は食堂を出て行った。
「いい人そうだね?お風呂頼んで見たら?事情も知ってるんだし。」
ユッキー
「…あの先輩、確かルームメイトいないはずだよ?」
チビ
「じゃ、安全じゃん!!」
そうそう。いろんな意味で。
ユッキー
「でも…何か同じ香りがする。」
はぁ?!
何と?!
部屋に戻るとふと、こたチャンが話し始めた。
こたチャン
「看護師さんが…噂してたんだ。……医院長の息子の同性愛疑惑。」