俺はホモじゃねぇ

チビ
「子供部屋じゃん!!」


チビがツッコミをいれると、大杉とユッキーと風間が笑を堪えるも、虚しく…3人とも同時に吹き出して大爆笑だった。

一人分かっていないチビは



チビ
「何、何が面白いの?!」



大杉やユッキーの袖をつかんでユッサユッサ揺らしながら聞いている。



風間
「天然なの?!」



そう俺に耳打ちしてくるから、俺も風間の耳元で



「すげえよ!今からネタバラしするから見てて。」



俺はそう言って、これから起こるであろうチビ行動を想像しながら顔がニヤつく。
すげー楽しい!!

俺、1人部屋になっても案外平気かも。

なんて思ったりもしつつ、大杉とユッキーが俺を見てくるのでそろそろか…と準備をする。



「あれ、だってココ、園児と保育士さんの部屋でしょ?!」



チビはぷっくりと頬を膨らませて俺を睨んだ。
俺と風間はその顔を見た瞬間に吹き出した。


すげーいい顔!!



チビ
「モッちゃん!!誰が園児だ!!」



真っ赤な顔して俺に飛びかかってくるからとっさに風間の後ろに隠れた。
勢いよく飛びかかって来たのに俺がよけたせいで、壁に激突。

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