初昼の儀式
 セックスの経験値については疑問を感じ、セックスそのものについては神様から贈られた、愛に溢れたものだ、というこれが私の中での定義づけけだった。

 なんかりょうにずいぶん洗脳されたような考え方をしているような気にならなくもないけれど、それでも、今までプラトニックな付き合いをしてきた男達に比べると、りょうが異色だということはよくわかる。りょうはゲイじゃない。でも男女問わずキスが出来て、若干バイ気味な気配さえかもし出している。りょうのそうした部分が、私の体も受け入れてくれるようなあいまいな錯覚に陥らせてくれるのだ、多分。

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