愛してる?...たぶん。
目の前には切り分けられたケーキ。
左には大袈裟にカウンターに両手を付き、突っ伏す神谷。
右にはそんな神谷を無視し、僕を見つめながらニコニコと満面の笑みを浮かべる槙田さん。
そしてカウンターの向こうには、神谷のケーキのイチゴを本当に食べながら、僕と槙田さんの前にフォークを置く、槙田さんの叔父…父親の年の離れた弟らしい、マスターの朔夜(サクヤ)さん。
帰りたい。
今すぐ家に帰りたい。
でも………小心者の僕が、彼ら…いや、彼女の好意を無下に出来るはずもない。
「いただき、ます」
「はい。どうぞ」
熟れすぎとは言えない、まだ下が青みがかったイチゴにプツッとフォークを突き刺した僕は、掬うように生クリームを付けるとそれを口に含んだ。
左には大袈裟にカウンターに両手を付き、突っ伏す神谷。
右にはそんな神谷を無視し、僕を見つめながらニコニコと満面の笑みを浮かべる槙田さん。
そしてカウンターの向こうには、神谷のケーキのイチゴを本当に食べながら、僕と槙田さんの前にフォークを置く、槙田さんの叔父…父親の年の離れた弟らしい、マスターの朔夜(サクヤ)さん。
帰りたい。
今すぐ家に帰りたい。
でも………小心者の僕が、彼ら…いや、彼女の好意を無下に出来るはずもない。
「いただき、ます」
「はい。どうぞ」
熟れすぎとは言えない、まだ下が青みがかったイチゴにプツッとフォークを突き刺した僕は、掬うように生クリームを付けるとそれを口に含んだ。