愛してる?...たぶん。
瞬間、鼻を抜ける甘酸っぱい香り。



口内に広がるその酸味は、呑みすぎで半分麻痺していた頭に丁度良い。



「美味しい?」



「はい」



「そっか。よかった」



自然と溢れた笑みを隠すことなく彼女に向けた僕は、ホッと安堵の表現を浮かべる彼女を横目に、また一口、今度はスポンジを口に含んだ。

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