花×花

「……彼女、ね。」

先輩は少し考えて込むように顎に手を添えた。

何故かニコニコしながら。

「蓮ちゃん」

「はい?」

「桜のこと宜しくね。」


それは唐突な先輩からの頼みごと

「え、何でですか?」


先輩、それは

その台詞は


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