何度忘れようとしても
改札の方をじっと見つめていると
見慣れた学ラン姿が現れる

立ち上がる、私

・・・え?

彼の隣りには

見慣れない制服を着た女の子が居て
彼と手をつないでいる

なんで?

立ちすくむ、私

私を大好きだと言ってくれた彼が
私の事を見ようともせずに
私の目の前を通り過ぎていく・・・

すごく幸せそうに笑いながら・・・

「やだ!!」


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