何度忘れようとしても
その夜は、美智留と近くのホテルに泊まった。
コンビニでビールとお菓子を買い込んで、部屋で2次会をしながらいつの間にか眠ってしまった。

朝が来て、私はホッとしていた。
美智留と色々話したことで気持ちもだいぶ楽になっていた。

2人でランチを食べて、私を実家まで送ると最後に

「何かあったらいつでも電話してね」

と美智留は、言ってくれた。

「ありがとう」

と言って別れた。
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