転落人生
次の日学校に行くと、担任の先生からこんな話があった。

出席番号順だと、男女のバランスが悪いから市松模様の席順にする。
今の隣の女子とせっかく仲よくなったばかりだったから、正直その時は嫌だった。

いざ席替えをすると、あのイケメンが通路を挟んでの右隣りだった。

けれど列は違うし、隣でもないから生活班は違うと思っていたら、担任が変わった決め方なおかげで、イケメンと同じになる事が出来た。

しかも机をくっつけると左隣りという嬉しいおまけ付きだった。

これはチャンスと思い、私は生活班になった時に話かけてみる事にした。

「ねぇねぇ、グリーンやってたんだね!」

話かけてみると、彼はとても明るくて話が長く続いた。

初対面とは思えないくらいだった。

給食の時間には2人でしゃべっていたり、生活班で何かをする時にはずっと2人でしゃべっていた。

メアドもすぐに貰えて、私達は本当に短期間でかなり仲よくなった。

メールも数日で何百通になって、多い時には一日で130通位していたり夜の2時過ぎまでメールしたりもしてた。

彼とならいくらメールしてても全く飽きないのが不思議なくらいだった。

彼が自分の事を美人さんと言ってくれた時は、本当に嬉しかった。

次第に、周囲から付き合ってるの? と聞かれるようになってきた。





< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

転落人生
Marina☆/著

総文字数/1

恋愛(実話)1ページ

表紙を見る
転落人生
Marina☆/著

総文字数/1

恋愛(実話)1ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop