甘く冷たいkiss
「え? じゃあ、俺のこと嫌いになった……とか?」


「な……わけありません」


あたしは、顔が赤くなるのを感じた。
だって、すきって言ってるようなもんじゃん。


「じゃあ、何で?」


そこまで、聞きます?
あたし、もう恥ずかしい。


「先輩は、……あたしのこと好きじゃないのかな―と思って。彩先輩のことが好きなのかって思って」



あたしは、しどろもどろに話し始める。


チュッ


その時、唇に何か当たった。
最初のキスは、甘かった温かくて。


「せんぱ――……」


先輩に口を塞がれた。


今度は、荒っぽく角度をかえキスをしてくる。
何回も、何回も。
< 10 / 10 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

99%片思い
羅々美/著

総文字数/6,632

恋愛(その他)15ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
    あたしは知らなかった。   一生に一人の人だけを愛する事は        できないという事を。      ずっと君だけに恋してる。   ずっと君だけに片思いしてる、そう思ってた。 99%片思い     

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop