甘く冷たいkiss
「かーおーるちゃん」


あれから、時はすぎ1週間がたとうとしている。
あたし達は、ラブラブだ。


「あ、先輩! 少し待っててくださいね」

「あいよ」


あたしと先輩は、毎日一緒に帰っている。



朝は、ちがうけど。
本当は、朝も一緒に行きたいんだよね。


そんなこと、一生言わないけどね。


「先輩、遅れてすいません」


「ううん、いいよー。じゃ、行こうか?」

先輩は、笑顔で言う。


ドキドキする。


だけれど、悩みが1つ!
あたしと、先輩の間に進展が1つもない!


手を繋ぐのも、キスも一回もない。
ついでにデートも。
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