Tolie.





「 ・・・顔、洗ってくる 」





前髪をかき上げて、
彼はゆっくり立ち上がると
私の頭を乱暴に撫でて
部屋から出て行った。














──────ガラッ







なんとなく、その行動に
違和感を覚えたけど
振り向くことなく
窓から飛び出した。






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