Tolie.

良心









───────ガチャッ・・





リビングのドアを開けると
優斗さんが振り返って
”おいで”って手招きをされた。







「 髪、まだ濡れてるよ 」





首にかかっていたタオルで
髪を優しく拭かれながら
私は優斗さんの隣に座った。





「 ちゃんと乾かさないと、
  風邪引いちゃうよ? 」


「 ・・・すいません 」




”ははっ”って優斗さんの
乾いた笑い声が部屋に響いて
タオルがテーブルの上に
たたんで置かれた。






< 311 / 445 >

この作品をシェア

pagetop