Tolie.
「 大丈夫だよ、美優ちゃん 」
「 本当に、生きてますか? 」
「 ・・・・みたいだよ 」
よく聞き取れなくて
”え?”と聞き返すと
「 昨日までは、死んでるのかと
思ってたほどに弱々しい寝顔だった 」
私は怖くて、カーテン越しに
話しかけることしかできないけど
優斗さんは龍一を見てるんだ。
ぎゅっ、と抱きしめられて
応えるように私も腕に力を入れた。
「 美優ちゃん、夢の中の話の続きを
龍一本人に聞いておいで 」
その言葉の意味を理解するのに
しばらく時間がかかった。