Tolie.





「 な・・・んで? 」


「 何で?俺が聞きたいんだけど 」


「 ・・・だ、って・・・・ 」





死んだんじゃないの?
もう、目を覚まさないんじゃ
なかったの・・・?











「 お前を残して死ぬわけねーだろ 」










ずっと見たかった、意地の悪い笑顔。
私の腰を支える逞しい腕。
・・・大好きな声。










「 りゅ・・いちッ・・・・!! 」






会いたくて仕方なかった。
寂しくて、仕方なかった。







< 422 / 445 >

この作品をシェア

pagetop