ふたりの総長〜恋を知る〜
頭がポーっとしてきて何が何だか分からない
あたしは無意識に石山君の背中に手を回そうとしたその時だった。



コンコン



部屋にドアをノックする音と



「いぶきー。入るわよ。」



石山君のお母さんの声が聞こえたのは。



あたしたちはキスをしたままピタッと止まった。
至近距離で見つめ合い、急に恥ずかしくなったあたしはパッと離れた。



「入るわよー?」



石山君のお母さんがドアを開けて入ってきた。



「2人ともどうしたの?」



石山君のお母さんが不思議そうにそういうのは、あたしが石山君に背を向けていて、石山君は背中を向けていても感じるほど不機嫌オーラを出しているからだろう。



あたしとしては石山君のお母さんが入ってきてくれて助かったけど。
あのままだったらその後どうなってたか・・・




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