大人的恋愛事情
藤井祥悟と入れ替わりにシャワーをして、出来あがっていた雑炊を一緒に食べる。
「どうすんだ?」
キッチンと対面になっている小さなカウンターで、キッチンの方を見ながら並んで雑炊を食べていると藤井祥悟が聞いてくる。
どうしよう……。
先ほど携帯を見ると、昼前からまた圭から電話が入っていて、もしかしたら私の家に泊ったのかもしれないと思っていた。
思わず電源を切るようなことをしたけれど……。
逃げていても仕方がないのはわかっていても、合い鍵を持つ圭をまともに相手はしたくない。
鍵さえ替えられれば、こんなふうに逃げ回ることもしなくてもいいのに。