大人的恋愛事情
 
「そうね」



「大丈夫なんでしょうかね?」



「どうなんだろね。まあ、朝のあの感じだとちょっと長引くかもね」



「朝のあの感じ?」



「そうあの感じ」



「え、朝って?」



「今、家で寝てるから」



きっとどこまでも驚いているだろう、可愛い後輩に視線を向ける気にもならない私は、社内速報を削除する。



どこまでも私を必要とするかのような、圭の態度には母性が働くのかどうしても突き放しきれなかったりして。



我が儘で、自分勝手な圭。
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