大人的恋愛事情
 
昨日はまだしも、今日も圭はこの家にいながらそれを見たのだということ。



だからって……。



「圭、やめてよっ。こんなことして……」



両手をベッドに押し付けられ逃げられない状況に、不安になりそう言うと、私を跨ぐように上に乗る男が意地悪く笑った。



「こんなこと? 何度もしただろ?」



確かに何度もした。



でもそれは……。



「比べろよ」



冷たく言い放つ圭の瞳が、私を静かに見下ろす。



比べる?



「……なにを?」
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