大人的恋愛事情
いったい私はどうすれば?
「繭?」
そんな圭の問いかけに、答える余裕すらない状態で。
感じるのは自分の身体の限界と、それを測り見極めながら、ギリギリのところを行き来させる絶妙な圭の動き。
「ぁっ……いっ……」
「もっと強請れよ」
「もうっ……」
「イキてえならもっと締めろ」
意地悪な声で、そんな非情なことを言われているというのに、今欲しいものは見えてくるその瞬間だけになる。
届きそうで届かないそれに、切なく痛いくらいの快楽が全身を支配しだす。