大人的恋愛事情
 
「あのメールは……圭とのメールは違うから」



「違う?」



「ちゃんと断ったの……」



「なにを?」



「圭のプロポーズを……」



「されたのか?」



「うん、まあ……」



そう言った私の、そこに突然触れられて言いようのない快感が身体を貫く。



「ちょ……あぁ……」



「なんだろうな?」



私を煽る指先の動きとは、まったく関係ないような呑気な声。



簡単に身体を這いあがって来る、その刺激に微かに震えだす身体。



「ガキっぽいとも思うけど、いちいち本気でムカつくんだよな」



「待っ……、やめ……」
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