恋ってよんでもいいですか?
私の気持ちはさくらさんに届いたのだろうか?


さくらさんは私を見つめたまま何も言わない。


そのことに不安や焦燥は募るばかりなのに


私も何も言えずたださくらさんを見つめていた。


どうか、わかって…そう願いながら。



―――瞬きさえも忘れたように見つめ合ったままの私とさくらさんの静寂を破ったのは隼人くんでも春樹くんでもなくて


「ママ」


とさくらさんを呼ぶユウトくんの声だった。

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