君が好き。



「二組二組っと…
あった!!
楓ーあったよぉ」


「はいはいっ、
見れば誰でも分かるからね?
あんたはガキか?」


ガキって、


「もうガキぢゃないもん!!」

「それがガキなの」


「なんで楓はそんなにつめたいんだよぉ」


「なんでもいいからドアあけろよいい加減さぁ?」


「えっ?
いや~
今あけますどうぞ」


といってあたしはドアを開けた。
そして真っ先に目に入ったものは…


「楓~!!
あーゆうのを逆ハーって言うのか!!」


そう一人の男の子に女子数名が群がってたのだ。
いわゆる逆ハーレム。
逆ハーだ。


「すごいねぇ~っ!!
って楓いないし!」


あたしの独り言みたいではずっ。
楓はもう席着いてるし。
あんな女子が群がるくらいの男の子に楓が反応しないなんて…


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