・+◇【短編】White love letter
―‥辺りの景色はだんだん真っ暗になってきて、星が出てきていました。
「わぁ-‥星が大きく見える!!手を伸ばせば届きそう‥」
『綺麗だな‥こんなにちゃんと夜空見たの、久しぶりだ』
あなたと私は草の上に仰向けになりました。
「星ってこんなに綺麗なんだね‥」
『ねぇ小春、
春の夜空に輝く星の事を、なんて言うか知ってる?』
「知らない。何て言うの?」
『そのまんま(笑)春星って言うんだ。
春星はね、夏の星のような熱っぽさや、冬の星のような鋭さはないんだけど、暖かくて洗われたような美しさを持ってるって言われてるんだ。
俺は春星がすごく好き。』
.
「わぁ-‥星が大きく見える!!手を伸ばせば届きそう‥」
『綺麗だな‥こんなにちゃんと夜空見たの、久しぶりだ』
あなたと私は草の上に仰向けになりました。
「星ってこんなに綺麗なんだね‥」
『ねぇ小春、
春の夜空に輝く星の事を、なんて言うか知ってる?』
「知らない。何て言うの?」
『そのまんま(笑)春星って言うんだ。
春星はね、夏の星のような熱っぽさや、冬の星のような鋭さはないんだけど、暖かくて洗われたような美しさを持ってるって言われてるんだ。
俺は春星がすごく好き。』
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