俺とお前の好きの気持ち
お風呂からあがってお母さんに「勉強するから上行くね。」と言って上にあがった。一番最初に目に映ったのは携帯だったけど携帯を見ずに勉強を始めた。2時間ほど勉強して時計を見ると夜中の1時をまわっていた。「明日も学校だしもうねよ。」そうつぶやいて布団に入った。携帯を横に置いて…。奈緒美は寝れなかった。優稀のことが気になって気になって…。奈緒美は携帯を見ることにした。待ち受け画面にあった文字。新着メール1件。「まさか…。」奈緒美はほんの少しだけ期待を持った。小さな奇跡に賭けたいと思って…。ポチッ。山崎優稀。奈緒美はこの文字を見た瞬間ボタンを連打した。《いいよよろしく》奈緒美は涙があふれてきた。また泣いてしまった…。
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