好きで、好きで、好きで、私が私じゃ、無くなる。〔完〕
第5章 決断
ベッドの中で一晩中考えてた。

ひとつは、和希に送るメールの内容。


そしてもうひとつは……淳のこと。



和希の声、笑顔。


思い出しただけでも胸の奥がきゅううっと締め付ける。


この気持ちは抑えられない。


だから――
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