好きで、好きで、好きで、私が私じゃ、無くなる。〔完〕

私は小さくなる淳の背中を見ながら


よからぬことを考えていた。



もういるはずない。


だけどもしかしたら


もしかしたら


いるかもしれない。




完全に淳が見えなくなって

私は家には入らずに、また学校への道を歩き始めた。
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