花とキミ*春・夏
「‥チッ」
俺が4回目の舌打ちをした頃
そいつらはやって来た。
「ちょっと、あれ!!
マジで王子だって‥」
「本当に?!」
「早く行こうよ〜!!」
やたらデカイ声の女子3人組。
あいつらか‥
「王子〜すみませぇん‥
遅くなっちゃってー!!」
「あたしたちに用って、
聞いたんですけどぉー」
「何ですかぁー??」
こいつら‥‥‥‥
めちゃくちゃイライラする。
「花菜に‥何かしたのって、
お前らであってんの?」
髪をくるくると巻きつけていた奴の
手が止まった。
ビンゴ‥だな。