涙龍
「だから、ここにいて」
お願いだから、そんなに泣きそうに笑わないで
嫌って言えなくなるから
「な?」
あたしはなにも言わないかわりに、男達の中へと走り出した
そのとき、千歳とかいう人たちが、倉庫へ入ってきた
でもすぐに男達に囲まれて見えなくなった
「ほっそ」
「お前マジで戦えんの?」
「可愛い~」
そう言う男たちに混じり、彼はいた
「ま、」
「ま?」
あたしの目線の先にいたのは…
「まりもっこり!!」
「っ、てめぇ!!」
「危ないっ!!」
「へ?」