美加、時空を越えて
瞳の言うとおり、美加は、守に、光は島美加に会えない日が何日も続いた。
携帯電話は、つながらず、家を訪ねても何か大きな力が働いていて留守だった。
瞳は、光にも島美加にも会うことが出来た。
逢いたいという伝言は伝えてもらったが、逢うことは不可能だった。
美加は守の事を振り切るように、孤児院を訪問した。
大事な人を亡くした辛さはよく分かった。
前から瞳に薦められて手紙や電話で交流はあった。
それを活発化した。
特に自分のために、或いは自分の目の前で親や他人が犠牲になった子供達の心のケアーに努めた。
同じ苦しみは体験してみないと分からない。
それがどんなに苦しく辛いものかは。
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