美加、時空を越えて
美加「ひょっとして、前にここで私を扉から出してくれて、病院に運んでくれたのも光なの?」

光が、苦笑しながら答える。
「僕以外いないでしょ。美加、今頃気が付いたんだ」

美加が足を引きずっている。
「本当にありがとう。
私、光の事、大事に思ってる」

「僕も美加のことを大事に思っている。
美加の事が気になって仕方がないんだ。
だから絶対に2人で帰ろう」

美加は 嘘をつく。悲しい嘘を……。
「ええ、そうね。2人で帰りましょう」
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