ラブリー生活
 車に乗りこんだ。
車の中では先生とお喋りをした。
「杏、今日お泊りやから」
「どこに?」
「今むかっとる」
「はっ?」
「ホテル。予約しといたから。お母さんには朝言っといたから」
「そういうことじゃなくて、何でいきなりなの?」
「ええやん」

 そんな話をしていると、ホテルに着いた。

 竜輝に引張られて車から降りた。
チェックインを済まして部屋に行った。
先生に頼んで予約してもらったらしい。
先生とは隣の部屋。
部屋で2人で過ごしていた。
そして、先生たちの部屋に行った。
先生はスーツのまんまだった。


 それからホテルにあるフランス料理の店に行った。
4人でお喋りしながら食べた。
先生に食べ方のマナーを知っているだけで少し驚かれた。
ここまで私が知っているとは思わなかったらしい。


 部屋に戻ってお風呂に入った。
私が先に入らしてもらった。
竜輝が入っている間私は本を読んでいた。
 私の着替えなどは竜輝の家に置いてある物を持ってきてくれた。
だから、私は全然わからなかったの。
竜輝は色々と私の物を買ってくれてたみたいだった。
今着てるのはバスローブ。
竜輝がおそろいのを買った。

 ベッドで横になりながら本を読んでいると竜輝がお風呂から出てきた。
そして、ベッドに入ってきた。
私は本を閉じて竜輝にくっついた。
竜輝もバスローブを着ていた。
竜輝がいつもより大人に見えた。
「竜輝、ありがと。めっちゃ嬉しい」
「まだ早い」
そう言ってニコッと笑うとキスをしてきた。


 私の携帯が鳴り出した。
鞄から出して、電話に出た。
相手は先生。
「もしもし、お前らこれからどうする?」
竜輝に携帯をとられた。
「先生は?」
「部屋におる」
「俺らも部屋におる」
「外出てみ」

 電話を切って着替えて外に散歩に行った。
きれいな三日月が出ていた。
少しの間空を見て部屋に戻った。



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