家族の時間
志穂は真穂の部屋をノックした。
「どうぞ。」
あかりが返事をした。
疲れて真穂は眠っていた。
「もう、寝ていたんだ。…あかり姉ちゃん、私、進学することにしたよ。」
あかりは志穂を見た。
「頑張りなさいよ、志穂。あなたの力をいっぱい使って勉強しなさい。」
「はい!!真穂姉ちゃんに報告しようと思ったのに帰ってこないから…。」
あかりと志穂は、眠っている真穂を見た。
「あかり姉ちゃん、おやすみなさい。」
志穂はドアを開けた。
「志穂、おやすみなさい。」
あかりの返事を聞くと、志穂は真穂の部屋のドアを閉めた。
< 45 / 201 >

この作品をシェア

pagetop