恋は嘘から始まる。



「やっと、こっち向いた。ってか泣き虫のくせに偉そうなんだよ」



そう言うと唖然としてる私を

フッと小馬鹿にして



「ちょちょっと、待ってよ!!//」



引っ張って行った。



「ちょっと、待ってって言ってんでしょっ!!」



私はそう言って田原の腕を
思いっきり振り払った。



「……………」

「何?どーゆう事なの!?彼氏とか彼女とか……//」



ドンッ



「えっ?えっ…?//」



田原は、私の後ろにある壁に手をついて

ドンドン近づいて来る。



トン


「へっ…///?」

「顔、真っ赤(笑)」



田原は私の頬に手を当てて

そう馬鹿にしなが言った。



「なっ…!!//ふっざけんなーっ!!//」



そう言って

田原のお腹を殴ったつもりだけど…



「俺がお前なんかに殴られる訳ねーだろ(笑)」



逆に腕を捕まれて

形勢逆転。





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