スキ、スキ、大スキ!

昼休み―――



あたしは李玖に用事があったので、D組に来ていた。



「李玖、いないのかな~」



ドアから覗いても、李玖はいなさそうだった。


諦めて帰ろうとした時…――



「杏ちゃん!」


「あっ、瞬くん! どうしたの?」



あおちゃんの彼氏の瞬くんに呼び止められた。

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