あくまで天使です。
今日は午前中までなので後2時間耐えたらいいだけの話だ。
しかしこういう時に限って時計の針が意地悪しているのではないかというほど進むのが遅い。
こういう経験は皆さんにもあるだろう。
ふと何の気なしに窓の外を見る。特に明確な意図はなく、なんとなくだ。
キラッと校庭にそびえ立つ一本の大樹のてっぺんが光った。
最初はガラスでもあるのかと気にしなかったが、どうもそれらの類ではないと目で感じ取った。
む?視力1.5を誇る私の眼力で凝視する。