あくまで天使です。


「ちょっとはそいつに意識持つだろ?」


「う~ん………実際にやってもらわないと分かんないなぁ」


素直に答えると「まあそうだよな」と拍子抜けするほどあっさり頷かれた。


「だったら今俺がしてやろうか?」


「………はっはあ!?」


真顔でそう提案される。


不思議と試しにしてみるだけだと分かっていても、頬が熱くなった。


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