あくまで天使です。


「そんなことしても振られるだけっしょ!」


「違う!」


ばしっと鋭い言葉を投げかけられ、思わず身じろぎをする。


「いいか?お前と同じクラスの男子に告白されてみな」


ベリアルの言うとおり、そこそこ仲のいい男子を思い浮かべその薄い唇から「好きです」と空気をはいてもらった。気色悪い。


「えっいや私は一途だから」


「そういうことを言ってるんじゃねえんだよドカス!」


どこのXだ!アッマンガネタはやめとこ。

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