あくまで天使です。
「ブラッハーさんも。デートですか?熱いわねもぉ。リア充は死ねばいいと思う同盟は破棄ねナギサ」
「そんな卑屈な同盟に入った記憶はねぇ!」
少し強めに紅茶を置き、ふぅと口元をぬぐう。
ずっと黙っていたべリアルが月緋を仰ぎ見る。
「ああそうだ。羨ましいだろ?」
ニヤリと口角を釣り上げ、顎を自慢げに弾く。
ポカンと私を含め、月緋と後輩ズ急転直下したべリアルの変わりように面を食らった。
「………ふふふ。どうやらツンの時代は終わったようねブラッハーさんは」