キャンドルをきみと
第2章




朝からあんなハプニングはあったけど


入社式には無事間に合った。





厳粛な雰囲気の中
式は進んでいく。







皆スーツだからかな?


内定者で集まったときより
大人びた感じがする。








「瀬戸 楓」



「はい。」








名前を呼ばれた瞬間




背筋にピンと
芯が通ったみたいで




頑張ろうって気持ちが

強くなった。












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