続*恋した人は社長さん
黙ってついてきたその場所は図書室
定番の体育館の裏とかじゃなかった
マンガとは違うんだとこの状況で考えていた(笑)
乱暴に閉められた図書室のドア
中には誰もいなかった
「ねぇ、あんたさ何様のつもり?」
「佐藤くんに告られて調子のってんの?」
「……はぁ?」
何言ってんの、この人たち
「何様でもないし、調子のってませんけんど。」
何であたしが責められなきゃいけないんだろうか
「そーゆうとこがムカつくんだよ!!」
余計に起こらせてしまったみたいだ
1番権力があると思われる子があたしの方を押し飛ばした