お姫様だっこ
クーラーがきいてるから体が冷えてたせいか、研の肌の暖かさが気持ちぃ。
「美優、お前は今…幸せ?」
あたしの頭を撫でながら研が聞いてきた。
「すぅっごく幸せだよ」
迷わず今なら言えるよ。
研と一緒だから本当に幸せなんだよ。
「よかった」
「安心したの?」
「おぅ。俺はお前が幸せならそれでいいからな」
涙が溢れてきた。
研……
ずっとあなたの傍にいさせて下さい。
あたし達はシャワーを浴びて眠りについた。
研の腕枕で。