お姫様だっこ
「んっ…」
目が覚めると窓から明かりが差し込んでた。
隣を見ると研がスヤスヤ眠ってる。
可愛い寝顔にキュンってなる。
「おはよ…」
研のほっぺにキスをした。
「…んぁー?…」
研が動いた。
眠そうにコッチを見た。
何度か目をパチパチして笑顔になる。
「美優だぁー。…おはよっ」
朝一番のキスを交わした。
「研、寝起き可愛いね♪」
「そぉかぁ?」
朝起きて
研が隣にいて
幸せだった。
毎朝隣に研がいたらいいのに。
あたしは起き上がって服を着る。
「美優ー?」
まだ眠そうな研。
「朝ご飯作るっ!パンとご飯どっちがいい?」
「……パン!」
「了解!」
あたしはもう一度、研とキスをして
「出来たら起こしに来るね」
そう言って眠そうな研を置いてキッチンへ向かった。