こんな私でいいのかな…【2】
雄ちゃんが病室を出て気が抜けた。

やっぱ痛い事されそうで昔から無理しちゃうな…。

急に眠くなって、いつの間にか寝てしまった。

…目が覚めるともう夜だった。

「理帆、おはよ」

「こんばんは。今、何時?」

「8時30分ぐらい?」

「ふーん…」

「雄ちゃん呼ぶ?」

「えぇー、いいよ別に」

「頼まれ事だから」

なら、最初から聞かないでよ!

そう思った。

「あー、前田さん…」

修杜が雄ちゃんを呼んでくれた。
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